みずほ銀行カードローンの最高限度額は800万円と、かなり高めの設定です。
しかしみずほ銀行カードローンの審査通過直後の状態では、せいぜい限度額は数十万円程度のはず。高くて100万円程度でしょうか。最近は銀行カードローンの審査基準が全体的に引き上がっているので、初期の限度額が以前より低く設定されやすい…なんて事もあるかもしれません。
限度額とはその名の通り、「カードローンを利用できる限界の金額」です。みずほ銀行カードローン利用者の中には、この金額いっぱいお金を借りていても、「まだお金を借りたい」と思う方も多いはず。
そんな時は、みずほ銀行カードローンの限度額を増額するしかありません。
目次
みずほ銀行カードローンの限度額は増額可能
みずほ銀行カードローンは、後からみずほ銀行に申請して、その申請が通れば限度額は上がります。もちろん申請さえ通れば、最高で800万円まで限度額を上げることが可能です。
増額申し込みの方法は?
では具体的に、どうやってみずほ銀行に増額申し込みを行うのか、調べてみましょう。
みずほ銀行カードローンの増額申請方法は全部で2つ。
- ネットから増枠申し込み
- フリーダイヤルで電話から増枠申し込み
どちらの方法で申し込むか、自分にあった方法を考えてください。
みずほ銀行側から「増額案内」が届くことがある
増額申し込みを行わずとも、みずほ銀行が「優良顧客だ」と認めた人には、「増額案内」を出すことがあります。
増額案内が届くまでの詳しい条件は明かされていないものの、みずほ銀行が「引き続き良い関係でいたい」と思う顧客であるのは間違いありません。最低条件として、「返済遅れがない」ことは求められるでしょう。
限度額が上がると金利が下がる
適用される金利の設定は、限度額の金額に応じたものとなります。
限度額が「最高設定可能限度額」に近づくにつれ、反比例して適用金利が低くなるのです。
適用金利を表にまとめると以下の通り、
限度額 | 金利 | 住宅ローン引き下げ金利 |
10万円以上100万円未満 | 14.0% | 13.5% |
100万円以上200万円未満 | 12.0% | 11.5% |
200万円以上300万円未満 | 9.0% | 8.5% |
300万円以上400万円未満 | 7.0% | 6.5% |
400万円以上500万円未満 | 6.0% | 5.0% |
500万円以上600万円未満 | 5.0% | 4.5% |
600万円以上800万円未満 | 4.5% | 4.0% |
800万円 | 2.0% | 1.0% |
限度額が高くなるにつれて、適用金利は下がっていき、住宅ローンを借り入れ中の方ならさらに下げ幅が大きいです。
誰しも、もっと低い金利でカードローンを利用したいと思っているもの。金利が低ければ、支払う利息の金額も少なくなります。支払う利息が少なければ、返済の負担も小さくて済みますよね。
「少しでも低い金利でお金を借りたい!」
そんなあなたにこそ、みずほ銀行カードローンの限度額増額をおすすめしたいです。
「増額申請」を出すと「増額審査」を受けることになる
電話やネットから、増額申し込みを行うと、その利用者は「増額審査」を受けることになります。
増額審査とは、申し込んだ人が果たして「増額」される条件を持っているか。カードローン限度額を増枠しても、変わらず返済を行ってくれるか、みずほ銀行が審査するのです。
増額審査ではなく、みずほ銀行カードローンの初期審査の審査基準ほか情報を知りたい方は、「みずほ銀行カードローンの審査は甘い?厳しい?」を御覧ください。
「増額審査」で見られるポイントは初期審査と同じ…だが厳しい
増額審査と言っても、審査で見られるポイントは、みずほ銀行カードローンの初期審査とあまり変わりません。
収入や居住年数、勤務先や勤続年数などの、「属性」の値。これは、直接返済能力に関わる部分として、増額審査でも審査されるポイントです。そして「カードローン利用歴」「カードローン申し込み記録」「カードローン返済状況」などの「信用情報」も審査されるのです。
そしてその審査基準は、初回審査よりも厳しいものとなっています。
なぜ増額審査は厳しいのか?
どうしてみずほ銀行カードローンの増額審査基順は厳しいのか。それは、「まだみずほ銀行側が利用者を信用していないから」です。みずほ銀行から「増額案内」が届いていないということは、まだみずほ銀行側は「優良顧客だ」と認めていないということ。
その状態で「限度額を上げて欲しい」と言われても、みずほ銀行側は不審な目で利用者を見てしまいますよね。
そういった理由で、みずほ銀行カードローンの増額審査は厳しいのです。
増額審査にかかる時間は2,3営業日
増額審査自体にかかる時間、審査結果が知らされる時間までにかかるのは「2,3営業日」です。
こう聞くと、追加の借り入れに焦っている方は、「即日融資対応のカードローン」を利用したほうがいい。と感じる方もいるかもしれませんね。
増額審査でも再び在籍確認の可能性も
みずほ銀行に増額申込みを行うと、みずほ銀行カードローンの審査を請け負う「オリココーポレーション」が、カードローン利用者の情報を再び洗い出します。
そして、増額審査を行うわけですが、そのオリココーポレーションが審査した情報に不審な点があった場合、その場合は再び在籍確認が行われます。
もちろん、審査内容に不備がない場合は在籍確認が行われないケースも多いですが、「在籍確認がある」と思っておいたほうが、後の審査で戸惑うことが少なくて済むのではないでしょうか。
みずほ銀行に増額申し込みを行うべきタイミング
みずほ銀行の増額審査に申し込むべきタイミングがあります。上で述べたように、みずほ銀行カードローンの増枠審査は厳しいものの、うまいタイミングで申請することで増額審査に通りやすくできるのです。
一定期間(数ヶ月以上)カードローンを利用している
まずは最低条件として、一定期間、少なくとも数ヶ月以上、みずほ銀行カードローンを利用している必要があります。利用期間が長いほど、みずほ銀行側からの信用度は高まっていくのです。
そしてくれぐれもその期間、「返済遅れ」が無いようにすることも大切です。
年収が上がった
年収が高くなると、「以前より返済能力が上がった」と判断されるので、増額審査に通りやすくなります。以前より給与が高くなったなら、カードローンを利用しなくてもいいではないか、という矛盾を感じなくもないですが、カードローン限度額増額にはこれくらいのショックが必要なのです。
結婚した
結婚していると、「属性値」が高まります。社会的信用度が高まることなどに由来するのでしょうか。過去のデータから、既婚者の方が返済能力が高いという判断でしょうか。
ともかく、結婚したタイミングでカードローン限度額増額申請を出すのは有効です。
他社キャッシングの返済が完結した
それまで利用していた他社キャッシング、この他社キャッシングの返済が完結した時点で増額申込みを行うのも効果的です。
返済が完結したということは、それだけ返済にあてるリソースが増えたということ。つまり返済能力が上がっていると言えます。
「他社を返したんだから、限度額を増額しても返せますよ」という表明できるタイミングで増額申込みを行えば、みずほ銀行カードローン増額が可能です。
とにかく「今までより返済能力が上がった」タイミングが最適です
なにはともあれ、私が言いたかったのは「今までより返済能力が上がった」タイミングで増額申し込みをしろ、ということです。
「以前の俺とは違う」という表明ができるか否かで、みずほ銀行カードローン限度額を上げることができるか否か、決まるということです。
みずほ銀行カードローン限度額増額か?別カードローンでの借入か?
さらに追加借入を行うための方法として、みずほ銀行カードローン以外のカードローンでお金を借り入れるという方法もあります。
しかし、どちらの方法を選んだとしても、両方メリットとデメリットが存在します。みずほ銀行カードローン限度額増額と、他カードローンで借り入れるメリット・デメリットを見ていきましょう。
みずほ銀行カードローン限度額増額のメリット
みずほ銀行カードローン限度額増額のメリットは、「安心・安全」です。
現在設定されている限度額を増額すると、それに反比例して金利が下がります。それにより、返済時に支払利息も減るため、利用者が抱える返済の負担はかなり小さくなります。
多少時間がかかるかもしれませんが、みずほ銀行カードローンの限度額を増額したほうが「返済しやすい」という点で安全です。
みずほ銀行カードローン限度額増額のデメリット
やはり、限度額を増額するデメリットは、「時間がかかる」ということです。
増額審査にどれくらい時間がかかるのか、みずほ銀行に問い合わせたところ、「2,3営業日」とのことでした。それまで待てない!という方は、別の方法でお金を借り入れる必要がありそうです。
他カードローンで借り入れるメリット
他カードローンを利用してお金を借り入れる場合のメリットは、やはり限度額増額のときと逆に「早い」ということです。
消費者金融のカードローンなどなら、「最短即日融資」に対応しているカードローンが多く、審査も甘いカードローンが多いです。とにかく追加借入に焦っている方なら、限度額増額を行っている場合ではありません。
他カードローンでおすすめは「プロミス」
金利 | 4.5~17.8% |
限度額 | 500万円 |
融資 | 最短1時間 |
申込みはこちら
みずほ銀行カードローン増額を申し込むのではなく、他のカードローンで追加融資を受けるつもりの方におすすめなのが、「プロミスのカードローン」です。
プロミスのカードローンは何より「即日融資」で借りやすいということで、「早く追加融資を受けたい」と思っているあなたも安心です。
無人契約機からの即日カード発行、ネットキャッシングでプロミスから即日振込、あらゆる方法でプロミスから即日融資を受けることができます。
その他、「即日融資」に対応したカードローンを知りたい方は、「即日融資を受けられるカードローン」を参考にしてください。
他カードローンで借り入れるデメリット
他カードローンで借入を行うデメリットが何かあるでしょうか。
デメリットは、「返済管理が難しくなること」です。他カードローンを利用することで、そのカードローン借入で発生する利息の支払いを行うことになります。小額借入を、みずほ銀行カードローンと別カードローンそれぞれで行っていた場合、適用金利が高くなります。
支払う利息の金額でまずひとつ目の苦労。そして、借入先が増えるということは、返済先も増えるということ。方方に返済する際の返済の管理にも苦労することになります。これらふたつの苦労を考えても、まだ加借入に早さを求める方だけ、別カードローン借入を行ってください。
まとめ
みずほ銀行カードローン限度額は、最初こそ低いものの、後から増額することが可能です。
ネットから増額申し込み、もしくは電話口で増額申し込みも可能です。増額審査は少し厳しくなってしまいますが、無事審査通過して限度額を増枠しましょう!