楽天銀行カードローンをおまとめローンとして使う!審査はどうなる?

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楽天銀行カードローンといえば、低金利と大きな限度額で有名ですが、そのカードローンをおまとめローンとして使う事が出来るのか?という点は、みなさん一度は考えられた事があるのではないでしょうか?

そこで今回は、楽天銀行カードローンのスペックをおさらいし、「楽天銀行カードローンはおまとめローンとして使えるか?」、また「そもそもおまとめローンと普通のカードローンは何が違うのか?」という点について、詳しく考えてみたいと思います。

楽天銀行カードローンがおまとめローンとして注目される理由

まず、最初に楽天銀行カードローンが、なぜおまとめローンとして注目されるのか、主にこのカードローンのスペックから見ていきたいと思います。

余裕の限度額800万円

楽天銀行カードローンがおまとめローンとして注目される最も大きな理由は、「最高800万円」という大きな限度額に尽きると思います。

一般的な銀行カードローンの限度額は、以下の通りとなりますが、カードローンによっては200万円~300万円程度の限度額が設定されているところもある中で、楽天銀行カードローンは銀行カードローンの中でも、比較的大きな限度額を用意してくれていると言えます。

銀行カードローン限度額一覧
銀行名、カードローン名 最高限度額
三井住友銀行カードローン 800万円
りそなクイックカードローン 200万円
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 500万円
みずほ銀行カードローン コンフォートプラン 800万円
みずほ銀行カードローン エグゼクティブプラン 1,000万円
セブン銀行カードローン 100万円
住信SBIネット銀行MR.カードローン(スタンダードコース) 300万円
住信SBIネット銀行MR.カードローン(プレミアムコース) 1,200万円
じぶん銀行じぶんローン 800万円
オリックス銀行カードローン 800万円
ジャパンネット銀行ネットキャッシング 1,000万円
東京スター銀行スターカードローン 1,000万円

尚、上記の通り楽天銀行カードローンを含め、銀行カードローンは概ね比較的大きな限度額が設定されていますが、カードローンの初回契約時には、最高限度額が設定される事はまずあり得ません。

実際に適用される限度額については、この後詳しく解説していきたいと思います。

最低金利が1.9%

楽天銀行カードローンがおまとめローンとして注目される二つ目の理由は、「最低金利が1.9%」と、とても低い点にあります。

楽天銀行カードローンの下限金利は1.9%、そして上限金利は14.5%となっていますから、消費者金融カードローンの上限金利18.0%と比較しても、とても低い金利で利用する事が出来ます。

ちなみに、300万円を金利15%で借りた場合と、1.9%で借りた場合、1ヶ月の金利だけでも以下のような差があります。

300万円を金利15%で1ヶ月借りた場合の利息 ¥36,986
300万円を金利1.9%で1ヶ月借りた場合の利息 ¥4.684

総量規制対象外のカードローンである

最後に三つ目の理由ですが、それはなんといっても「楽天銀行カードローンは総量規制対象外のローンである」という点です。

「おまとめローンを利用して、借金をまとめたい…」という人の多くは、既に年収の1/3近くまで借り入れているか、利息が膨らんで既に年収の1/3を超えている…というケースが多いと思います。

そのような時には、やはり総量規制の事を考えずに融資を受けられる楽天銀行カードローンは、おまとめローンを希望する人にとっては、最適のローンと言えます。

そもそも“おまとめローン”と“カードローン”は、何が違うの?

ちなみに、ここまででも「おまとめローン」とか「カードローン」という言葉が何度も出てきていますが、そもそも「おまとめローン」と「カードローン」にはどんな違いがあるのでしょうか?

詳しく見ていきたいと思います。

返済専用のローンかどうか

おまとめローンとカードローンの違いですが、最も大きな違いは「返済専用のローンかそうでないか…」という点にあります。

つまり、一般的なカードローンは、契約後も「借りたり返したり」という事が出来ますが、正式なおまとめローンは追加借入が出来ないローン、つまり「返済専用のローン」となります。

ただ、実際のところは一般的なカードローンをおまとめとして使うかどうかは、利用者次第となりますので、中にはカードローンをおまとめとして使い、お金がどうしても必要になった際には、新たな借入をするケースも少なくありません。

おまとめローンは正式には「証書貸付型ローン」

少し話がややこしくなったので、もう一度整理しておきたいと思いますが、おまとめローンとカードローンは、正式には以下の違いがあります。

契約方法の違い 追加借入が出来るかどうか? 契約期間
おまとめローン 証書貸付型ローン 契約後は追加融資不可 7年~10年と返済期限が決められている
カードローン 極度型ローン 契約後も追加融資可能 1年ごとの自動更新がほとんど。

上記の表でもおわかり頂けると思いますが、これら二つのローンで最も違うのは、「証書貸付型ローン」か「極度型ローン」か、という点です。

この点についても、この後詳しく解説します。

証書貸付型ローンとは

まず、証書貸付型ローンについてですが、このローンは契約時に「毎月の返済額」「返済期限」などを貸主と借主が契約書で約束を取り交わす、借り入れ方式の事を指しています。

代表的な証書貸付型ローンと言えば、リフォームローン、教育ローン、マイカーローンなどがありますが、例えばマイカーローンを契約した後は、いくらローンの支払いが厳しくなったからといって、マイカーローンの追加借入が出来ないのは皆さんご存知の通りかと思います。

おまとめローンについてもそれと同じ事が言えます。

極度型ローン

次に、カードローンに適用される「極度型ローン」についてです。

極度型ローンとは、その名の通り「あなたにはいくらまで貸せますよ」という極度額を決めて、その額までなら何度でも借りたり返したりする事ができるローンの事を指しています。

ただ、厳密に言うと極度額とは別に「限度額」というものも設定されていて、実際の運用上では銀行などが定めた限度額の範囲内で利用する事になります。

ちなみに、この限度額については銀行や消費者金融側が、利用者に予告する事なく決められるようになっている為、返済が滞ったり他社の借り入れが増えた場合には、突然限度額が減ってしまう事もあり得ます。

結局のところ、楽天銀行カードローンはおまとめローンの一種なの?

少し説明が長くなってしまいましたが、以上の事を整理すると、結局は「楽天銀行カードローンはおまとめローン」と言えるのでしょうか?

答えは「NO」となり、正式には楽天銀行カードローンは、おまとめローンではなく一般的なカードローンという事になります。

楽天銀行カードローンをおまとめローンとして使う為の条件

ただ、ここまでも何度かお伝えしている通り、楽天銀行カードローンをおまとめとして使うかどうかは、利用者の判断に委ねられていますので、ここからはこのカードローンをおまとめローンとして使う為に覚えておきたい事についても、整理していきたいと思います。

他社借入の2倍借りても返済できるかどうか?

楽天銀行カードローンをおまとめローンとして使う為の条件…、それはただ一つ「現在の借入金と同じ金額を楽天銀行カードローンで借りられるかどうか?」という事がポイントになります。

例えば、既に他社から200万円の借り入れがある場合、楽天銀行カードローンでそれらの借入金を返済する訳ですから、一旦200万円の借り入れを残したままで、新たに200万円を借りる…、つまり他社と楽天銀行の借り入れ金の合計が400万円になるという計算になります。

楽天銀行の審査担当者がカードローンの審査を行う時には、他社借入が残ったままで審査をする訳ですから、最悪のケースとして他社借り入れを返済しないケースを想定し、審査を行う事になります。

その点で言えば、正式なおまとめローンの場合は、一旦銀行や消費者金融が利用者の代わりに、既にある借入金の代理返済を済ませてから、おまとめローンとして融資しますので、以上のように「借入金がダブつく」という事はあり得ません。

いったいどれくらいの収入があれば、おまとめローンとして使えるか?

では、結局のところ、楽天銀行カードローンをおまとめとして使う場合、年収と借入可能額はどんな目安になるのでしょうか?

一般的な消費者金融カードローンの場合は、年収と限度額の関係は総量規制を目安にすればいいのですが、銀行の場合は総量規制対象外となり、それとは別に「返済比率」というものが重視されます。

返済比率とは、年収に対する年間の借金返済額が占める率を表しており、例えば年収500万円の人が毎月10万円の借金返済をしている場合は、(10万円×12ヶ月)÷500万円で、返済比率は24%になります。

様々なローン借入額が含まれる

ちなみに、この借金返済額には住宅ローンやマイカーローンなどもローンも含まれますし、銀行によっては家賃支払い額も返済比率の対象として考えるところもあります。

また、理想的な返済比率は、年収の25%~35%と言われていますので、先ほどの例でいくと年収500万円の人は、「年間150万円の借金返済が限界」という事になります。

年間150万円の借金返済額という事は、毎月125,000円の返済が出来る分の借り入れが可能…という事になる訳ですが、前述の通りこの125,000円には他社カードローンの返済や住宅ローンやマイカーローンや家賃なども含まれてきます。

したがって、仮にそれらの支払いや返済に毎月10万円を充てているとしたら、残り25,000円分の返済額相当が、「新たに借入が出来るローンの返済額」という事になります。

以下は、楽天銀行カードローンの限度額と毎月の返済額の一覧表になりますが、この表を見ると「限度額が100万円超150万円以内であれば、毎月の最低返済額が20,000円」ですから、実際にはこのケースでいくと、楽天銀行カードローンで設定される限度額は150万円~170万円程度と想定出来ます。

しかし、これはあくまで最少返済額で考えた場合の話ですから、実際には楽天銀行カードローンで適用される限度額は、これよりも低い100万円程度が限界となります。

楽天銀行カードローンの限度額と毎月の最少返済額
利用残高 毎月のローン返済額
10万円以内 2,000円
10万円超30万円以内 5,000円
30万円超50万円以内 10,000円
50万円超100万円以内 15,000円
100万円超150万円以内 20,000円
150万円超200万円以内 30,000円
200万円超250万円以内 35,000円
250万円超350万円以内 40,000円
350万円超400万円以内 45,000円
400万円超500万円以内 50,000円
500万円超600万円以内 60,000円
600万円超700万円以内 80,000円
700万円超800万円以内 100,000円

楽天銀行カードローンでできるだけ多くの限度額をゲットするコツ

楽天銀行カードローンは総量規制対象外のローンではありますが、意外にも実際に適用される限度額はそれほど大きくない…という事はご理解いただけたかと思います。

そこで、楽天銀行カードローンに申し込んだ際に、実際に適用される限度額の例や、少しでも審査をスムーズに終わらせて限度額を最大限引き出すコツについても。お伝えしておきたいと思います。

楽天銀行カードローンの初回契約時に設定される限度額

まず、楽天銀行カードローンに最初に申し込んだ時に適用される限度額についてですが、ほとんどの場合は年収の10~15%程度の限度額が設定される事が多いようです。

つまり、先ほどの例でいくと、年収500万円の人であれば50万円~75万円という事になります。

ただ、これもあくまで初回設定時の限度額の話ですので、楽天銀行カードローンを堅実に利用して、返済もきちんと行っており、年収も上がっていけば、限度額を増額してもらえる可能性も出てきます。

審査申し込みの際に気をつけたい三つの事

次に、限度額を最大限引き出す為には審査をスムーズに終わらせる事が必要になってきます。

もし、審査段階でつまづいてしまうと、利用者としての信用を疑われて、限度額を減額される可能性があるからです。

申し込み内容は正確に入力する

では、審査をスムーズに終わらせる為にはどうすべきか…という事になる訳ですが、審査通過でも最も重要なのは「申し込み内容をきちんと入力する」という点に尽きると思います。

例えば、本人情報や勤務先の情報がいい加減だと審査は中断されてしまいますし、他社借入額についても、過少申告すると後々の信用情報機関への照会でバレてしまいますので、かえって利用者としての信用を失う事になり、通常よりも低い限度額が設定されてしまう事もあり得ます。

在籍確認が完了できる時間帯に申し込む

次に、在籍確認についても配慮した申し込みが必要です。

楽天銀行カードローンの場合、基本的には職場への電話連絡にて在籍確認が行われますが、会社が土日で休みの場合や、夜間の申し込みで在籍確認が取れない場合などは、一時的に審査が長引いたり、低い限度額で一度融資して、その後在籍確認が完了した時点で限度額を増額するケースも出てきます。

したがって、申し込みから融資までを一気に終わらせたいなら、できるだけ勤務先が営業している時間帯に申し込むのがコツです。

収入証明書などの必要書類を用意しておく

また、楽天銀行カードローンの申し込みに必要な書類も、万全な準備をしておかれる事をおすすめします。

楽天銀行カードローンの場合、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類はもちろん、収入証明書などの書類も要求される事がありますので、事前にきちんと用意しておくようにして下さい。

特に、職場によっては源泉徴収票を取り寄せるのに時間がかかり、自分で市役所などに行って所得証明や課税証明などをもらってくる必要も出てきますので、出来れば楽天銀行カードローンの申し込みをする前には、銀行から求められなくても本人確認書類と収入証明書の両方は揃えておくようにしてください。

消費金融系のおまとめローンも検討しよう

最後に、楽天銀行カードローンの他に、正式なおまとめローンとして利用できる消費者金融系のおまとめローンについても、いくつかご紹介しておきます。

消費金融系のおまとめローンを利用するメリット

ちなみに、楽天銀行カードローンではなく消費者金融のおまとめローンを使うメリットとしては、以下の点が挙げられます。

  • 銀行カードローンよりも審査は通りやすい。
  • 消費者金融各社が他社を代理返済した後で融資が行われるので、楽天銀行カードローンの時のように現在の借入が残る前提で審査は行われない。つまり最大限の限度額を引き出せる可能性がある。

アコムのおまとめローン

現在、おまとめローンを取り扱っている消費者金融は、主にアコム、プロミス、アイフルの3社となりますが、まずはアコムのおまとめローンの概要からご紹介します。

貸付金額 ※円単位/契約極度額 1万円~300万円
貸付利率 実質年率7.7%~18.0%
資金使途 貸金業者債務の借換え

ちなみに、アコムのおまとめローンも総量規制対象外のローンとなりますので、返済能力さえ問題なければ、年収の1/3を超えて借り入れが可能になるケースもあるようです。

プロミスのおまとめローン

次に、プロミスのおまとめローンの概要です。

貸付金額 ※円単位/契約極度額 1万円~300万円
貸付利率 実質年率6.3%~17.8%
資金使途 貸金業者債務の借換え

プロミスの場合、他社消費者金融のおまとめローンと比較して、若干上限金利が低い事がメリットと言えます。

尚、プロミスのおまとめローンも、総量規制対象外のローンとなります。

楽天銀行カードローンはおまとめローンでも可能?まとめ

今回は、楽天銀行カードローンをおまとめローンとして使う事が出来るのか…という点について、詳しい情報をお届けしましたが、参考になったでしょうか?

たしかに、楽天銀行カードローンをはじめ、一般的な低利の銀行カードローンをおまとめとして使う事は可能です。

しかし、この記事でもお伝えした通り、銀行カードローンを利用した場合、基本的には以前からの借入金返済については、利用者に委ねられる事になりますので、過去からの借入金の返済を怠っていると、債務は減るどころか増える可能性も出てきます。

したがって、楽天銀行カードローンをおまとめローンとして使う場合には、楽天銀行カードローンでの借入金はすぐに返済にまわす事を強くおすすめします。