在籍確認なしで即日融資ができるカードローンはあるのか?

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今回は、カードローンの審査時にとても重要な、「在籍確認」について、詳しく解説していきたいと思います。

「カードローン申し込み時には、在籍確認がある」という事は、ご存知の方がほとんどだと思いますが、最近では電話での在籍確認をせずに、即日融資をしてくれるカードローンもあります。

ただ、実際の在籍確認の流れや注意点を理解しておかないと、即日融資を受けられないケースもあります。

今回の記事では、そんな在籍確認に関する基礎知識や、在籍確認をスムーズ終わらせるコツなどについて、ご紹介していきたいと思います。

在籍確認についての基礎知識をおさらいしよう

最初に在籍確認に関する基本的な知識から、おさらいしていきたいと思います。

在籍確認が必要な理由

銀行や消費者金融のカードローンに申し込んだ際、基本的にはすべての金融機関では在籍確認が行われます。

また、カードローンの審査時に在籍確認が必要な理由としては、主に以下の点が挙げられます。

① 申込時に申告した勤務先が正しいかどうか確認する為。
② 申込者が実際に勤務している事を確認し、毎月安定した収入を得る事が出来る人かどうか確認する為。

以上の通り、消費者金融各社は在籍確認をきちんと行わないと、利用者が仕事に就いているかどうか…、そしてそこから給与収入を得て返済能力があるかどうかがわかりませんので、在籍確認は審査の必須項目となっています。

ちなみに、消費者金融として営業している貸金業者を規制する「貸金業法」という法律の中には、貸金業者は申込者の返済能力を調査し、返済能力がない場合には融資をしてはならない…という主旨の条文が明記されています。

在籍確認の手段

次に、在籍確認を行う「方法」についても解説していきます。

「在籍確認」と、ひとことで言っても、主に二つの方法があります。

方法①電話で確認する方法

一つ目は、最もオーソドックスな方法で、「電話で在籍確認を行う」という方法です。

電話での在籍確認の流れについては、この後詳しくご紹介しますが、ほとんどの銀行や消費者金融がこの方法を採用しています。

方法②書類で確認する方法

二つ目の方法は、書類で在籍確認を済ませる方法です。

実は、最近ではこの方法を採用するローン会社も増えてきています。

理由としては、電話での在籍確認をいやがる利用者が、それを理由にカードローンの利用をためらう傾向があるからです。

在籍確認の方法

では、ここからは在籍確認の流れについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

在籍確認が行われるタイミング

まず、在籍確認が行われるタイミングからですが、在籍確認が行われるタイミングは主に審査終盤です。

つまり、書類審査や信用情報機関への情報照会など、基本的な審査をパスした後の最終段階で、申告した勤務先に詰めているかどうかの確認が行われます。

逆に考えると、在籍確認が行われたという事は、ほとんど審査は通過できている…と言う証でもあります。(もちろん在籍確認次第では、審査NGとなる場合もあり得ます)

土日に会社が休みの場合の在籍確認はどうなる?

では、カードローンを申し込んだのが土日で、その日は会社が休みの場合や、無人契約機やWEBで手続きしたのが夜の八時くらいで、すでに勤務先の電話がつながらない…という場合は、在籍確認は行われないのでしょうか?

この点については、ローン会社によって対応は様々ですが、主に以下のような取り扱いになる事が多いようです。

  1. 会社が営業時間外であっても電話を行い、留守番電話などのメッセージで会社名などが間違いないかどうかを確認する。
  2.  インターネットなどで勤務先のHPなどを確認し、電話番号などに相違がないかどうか確認する。
  3.  肝心の融資可否については、ほとんどのケースで在籍確認が完了しなくても、一旦少ない限度額で融資が行われ、その後正式に在籍確認が終了した時点で、限度額が増額される(例:50万円の融資が下りる人でも、一旦10万円までの限度額となる等)

銀行名や消費者金融名は名乗らない

次に、「どんな名前で電話がかかってくるのか?」という点ですが、基本的には消費者金融も銀行も、利用者のプライバシーには配慮してくれますので、電話は個人名でかかってきます。

ただし、電話口で執拗に「どちらの〇〇さんでしょうか?」と聞かれた場合には、やむを得ずローン会社名を名乗る場合もあるようですが、そのあたりはローン会社もわきまえていますので、ほとんど会社名やローン名を名乗る事はありません。

時間指定や電話をかけてくる人の名前指定は出来ない

しかし、個人名で電話がかかってくる…といっても、普段個人名で電話がかかる事のない職場の場合は、
余計怪しまれるケースもあると思います。

では、そんなケースに対処する為に、自分が職場にいる時間を指定して自ら電話に出たり、また「〇〇株式会社という名前で電話をかけて下さい」という要望は聞いてもらえるのでしょうか?

たしかに、この気持ちは理解できますが、以下の理由により、残念ながらこの要望は聞き入れてもらえません。

<時間指定や名前指定が出来ない理由>

  1. 申し込み者が虚偽の勤務先を申告している可能性がある為。
    (例:知り合いの家の電話番号を勤務先と偽って申告し、在籍確認がある時間だけ架空の会社名で応対する等の不正を避ける)
  2. ローン会社のコンプライアンス違反に該当する為。
    (消費者金融にも社内ルールがあり、架空の名前で電話をかけるという事自体が、会社で禁じられている。)

社内ルールで、個人の在籍を明かさない会社はどうするか?

中には、勤務先の規定上「個人名の入電については、従業員の在籍を明らかにしない」という方針を定めている会社もあるようですが、もしそのような会社に勤めている人がカードローンに申し込む場合は、どう対応すればいいのでしょうか?

この場合は、事前にその旨をオペレータに伝えておき、最悪のケースとしては在籍確認が取れない事を伝えておくようにして下さい。

そのうえで、この後ご紹介する「書類での在籍確認」に切り替えてもらうようにすることをおすすめします。

書類のみで在籍確認をする方法とは

ここまで「電話での在籍確認」について、その方法や注意点をご紹介しました

一方、冒頭でもお伝えした通り、最近では書類での在籍確認を行い、勤務先に電話をかけないローン会社も増えてきています。

尚、電話以外の在籍確認の方法としては、以下のパターンがあります。

  1. 会社で加入している健康保険証を提示する事で、申告した勤務先に勤務している事を証明する方法
  2. 給与明細や源泉徴収票などの収入証明書で、勤務先を証明する方法

尚、書類を使って在籍確認をする場合は、場合によっては「健康保険証」+「収入証明書」というように、複数の書類の提出を求められる場合もあります。

主要カードローン別、在籍確認の方法

では、ここからは大手消費者金融や銀行のカードローンを例に、どのように在籍確認が行われるのか、見ていきたいと思います。

アコム・プロミス・アイフル

まず、大手消費者金融から見ていきたいと思いますが、先ほどもお伝えした通り、アコム・プロミス・アイフル・レイクALSAなどの大手カードローンの場合は、電話での在籍確認を基本としています。

ただ、中には事前に相談する事で、書類による在籍確認に切り替えてもらえるケースもあるようです。

尚、これら大手消費者金融の審査~契約までの流れは以下の通りとなり、審査終盤で電話での在籍確認が行われます。

  1. 公式WEBや無人契約機でカードローンを申し込む
  2. 審査スタート。申込者本人へは電話かメールで連絡が入り、申し込み意志や申し込み内容の確認が行われる。また、信用情報機関への照会なども並行して実施される。このタイミングで本人確認書類の提出を行う。
  3. ここまでの審査で問題なければ、在籍確認が行われる。
  4. 全ての審査が完了した時点で、カードローンの契約を行う。
  5.  融資可能

また、これらの大手消費者金融の場合、土日で会社が休みの場合でも、その他の項目で問題がなければ即日融資をしてもらえるケースがほとんどです。

ただし、前段でお伝えした通り、一時的に限度額が減らされる事はよくあるようです。

SMBCモビット

次に、SMBCモビットの在籍確認方法についてもチェックしていきましょう。

SMBCモビットの場合は、申し込み方法によって在籍確認の方法が異なります。

一つ目は公式WEBで行う一般的な申し込みや、無人契約機で申し込む場合は、基本的に電話での在籍確認が行われます。

ただ、SMBCモビットには「WEB完結」という申し込み方法があり、この方法で申し込む場合に限り、基本的には、電話連絡はありません。

この「電話連絡なし」というのは、本人への電話連絡や職場への電話連絡もない事を示しますので、勤務先にも電話は入らない事になります。

ただし、WEB完結で申し込む場合は、以下の条件を満たしている必要があります。

  1. 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、又はゆうちょ銀行の口座を持っている事(申込者の名義に限る)
  2. 会社で加入している健康保険証の写しを提出する事。

尚、SMBCモビットをWEB完結で申し込んだ場合は、以上の通り書類での在籍確認を行いますので、平日でも土日でも勤務先の営業時間は関係なく、即日融資を受ける事が可能です。

三井住友銀行カードローン・三菱UFJ銀行カードローンバンクィック

次は三井住友銀行カードローン等の、大手銀行のカードローンの場合です。

これら銀行のカードローンの場合、消費者金融よりも厳しい審査が行われますので、必ず電話での在籍確認が行われる…と思っておいたほうがいいでしょう。

ちなみに、筆者の場合は過去にじぶん銀行のカードローンに申し込んだ事がありましたが、出向先と出向元の両方に電話をかけられた事がありました。

このあたりは、やはり銀行の審査…という事で、きちんとした手順を踏んで審査が行われるようです。

また、銀行のカードローンは、2018年の1月からは警察庁データベースへの照会が必要になった為、即日融資は出来ないようになっています。

在籍確認をスムーズに終わらせるコツ

職場で電話をかける女性

では、ここまでご紹介した「在籍確認」をスムーズ終わらせるコツや注意点はあるのでしょうか?

在籍確認が終わらないと審査自体が完了しませんし、ここでつまずくと限度額を減らされたり、即日審査にも影響を及ぼす可能性もあります。

①申込時の勤務先電話番号入力に注意する

在籍確認をスムーズに終わらせる一つ目のポイントは、「申込時に入力する勤務先の電話番号に注意する」という点です。

特に、ある程度の大きな企業に勤務している場合は、本社の電話番号を入力したり、会社のコールセンターの電話番号を入力したりすると、一従業員の所在を確認するだけでも時間がかかってしまいますので、在籍確認だけで1時間程度かかってしまう場合があります。

その為、勤務先の電話番号を入力する場合は、必ず自分が勤務している部署の連絡先を入力するようにして下さい。

また、勤務先によっては飲食店などのように「〇〇の時間帯は従業員が電話に出られないケースもある」という事を、あらかじめオペレータに伝えておくと、ある程度配慮もしてくれますので、問題なく在籍確認を終えてもらう事もできます。

②派遣社員などは特に要注意

また、現在派遣社員として勤務している人の場合は、勤務先の電話番号入力の際に注意する必要があります。

それは「派遣元の連絡を入れるか?」「派遣先の連絡先を入れるか?」という点です。

派遣社員の場合は、普段は派遣先企業に勤務している為、普通に考えると勤務している事を証明するには「派遣先に電話してもらう」というのが常識のような気がします。

しかし、派遣社員の場合は、正解はその逆で派遣元の電話番号を入力するようにして下さい。

派遣社員の場合は、「どこに勤めているか?」という事よりも、「どこから給料を支給されているか?」という事が大事になってくるからです。

ただ、派遣会社の場合は数千人程度の派遣スタッフを管理していますので、派遣会社の本社に電話が入ってもすぐに確認が出来ないケースもあります。

その為、そのようなケースを想定して、派遣会社には在籍確認の連絡が入る旨を、あらかじめ伝えおく事をおすすめします。

③申し込む時間帯に注意する

この点については、先ほども触れましたが、申し込み終盤で在籍確認が行われるという事を想定して、早めに申し込みをスタートさせる事がポイントとなります。

例えば、会社が18時に終わってしまう場合は、そこから逆算して3時間前くらいには申し込みをスタートさせることをおすすめします。

また、申し込み当日に振込キャッシングを希望する場合は、平時の15時までに契約までを終わらせる必要がある為、出来れば午前中には申し込みをスタートさせたいものです。

また、土日など会社が休みの場合、即日審査に影響が出る場合がありますので、出来れば勤務先が営業している曜日に手続きを済ませるようにしてください。

④同僚に協力を申し出る

最後のポイントは、在籍確認について同僚に協力を申し出ておくという点です。

前段でもお伝えしましたが、普段聞き慣れない個人名の電話が入ると、電話を受けた同僚も警戒をしてしまいます。

したがって、カードローンを申し込んだ際には、予め以下のように同僚に伝えておく事をおすすめします。

 「銀行にマイカーローンを申し込んだので、個人名で確認の電話が入るかもしれないので、対応お願いしますね」
 「クレジットカードを申し込んだので、在籍確認が入った際はよろしくお願いいたします。」

といった感じです。

在籍確認を行うのは、なにも消費者金融だけではありませんので、正々堂々と協力を申し出る事がポイントです。

在籍確認不要のカードローンは逆に怪しい

以上、銀行や大手消費者金融の場合は「必ず在籍確認が行われる」という事はご理解頂けたかと思います。

たしかに、在籍確認は面倒ではありますが、逆に言うとそのような確認をしてくる金融機関は、きちんと法律にのっとった融資業務を行っているという証でもある為、安心して利用できるローンと言えるかもしれません。

しかし、その一方では「無審査で融資OK」という広告や、「他社断られた方でも3分で融資可能」というキャッチフレーズで、融資の勧誘をしている業者をよく見かけます。

このような貸金業者は、基本的には在籍確認などは行わないケースも多いようです。

しかも、在籍確認を行わないばかりか、無職や収入のない専業主婦もお金を借りる事が出来るケースもあります。

しかし、このような在籍確認などを行わない貸金業者は、闇金やソフト闇金など絶対に利用してはいけない金融業者がほとんどです。

このような業者は、最初は優しい顔をして融資をしてくれますが、法外な利息を貪り、最後は暴力的な取り立てをして、債務者を追い込みます。

したがって、カードローンを利用する際には、出来れば聞いた事のないような貸金業者を利用せず、アコムやプロミスなどの大手消費者金融を利用される事をおすすめします。

在籍確認不要の即日融資、まとめ

いかがでしたか?今回は、在籍確認の基本的な流れや、在籍確認無しで即日融資が受けられるカードローンはどこなのか…、という点を詳しくご紹介しました。

今回の記事でもお伝えした通り、以前までは電話での在籍確認が主流でしたが、最近では在籍確認も柔軟な対応をしてくれるローン会社も増えてきました。

しかし、電話での在籍確認がなくなったからといっても、審査そのものが甘くなった…という事ではありません。

カードローンを利用する際には、「年収」「勤務先」「他社借り入れ」「信用情報機関の情報」の4つのポイントがとても重要になってきますので、勤務先への在籍確認はもちろん、その他の審査項目についても審査クリアできるよう、事前に情報を仕入れて知識を深めておく事が大切なのかもしれませんね。